FukiKae Studioは、ローカル動画を日本語または英語の吹き替えMP4に変換するツールです。
外国語動画から日本語吹き替え、日本語動画から英語吹き替えを作れます。
xAI STT、Grok 4.3、xAI TTS、FFmpegを使い、動画処理は自分のPC上で実行します。
| 入力 | 出力 |
|---|---|
| 外国語動画 | 日本語吹き替え + 日本語字幕 |
| 日本語動画 | 英語吹き替え + 英語字幕 |
- 翻訳先言語を
ja/enから選択できます。 - 字幕は「焼き込み字幕 / ソフト字幕 / 両方」から選べます。
- 完成後はMP4だけを残す設定にできます。
- API Keyは画面へ再表示せず、必要な場合だけmacOS Keychainに保存できます。
このリポジトリの配布版は、まず内部beta・個人検証向けです。商用SaaSではなく、アプリ自体は無料です。Live xAIモードを使う場合は、ユーザー自身のxAI API Keyが必要で、発生する費用はxAI APIの従量課金です。
動画の吹き替えは、AI SaaSにアップロードすれば簡単に試せます。一方で、ニュース素材、顧客素材、未公開動画、制作途中の素材では、アップロード先、保存期間、再利用、チーム権限、月額費用が気になります。
FukiKae Studioは次の目的で作っています。
- ローカル動画をできるだけ外に出さずに、日本語または英語の吹き替えを作る。
- AI SaaSの月額・クレジット制ではなく、ユーザー自身のxAI API使用量だけで検証できるようにする。
- STT、翻訳、TTS、字幕、最終muxを分解し、どこで失敗したか見えるようにする。
- Grokで翻訳文の長さを調整し、元動画の発話タイミングに近い吹き替えを作る。
- 焼き込み字幕とソフト字幕の両方を比較できるようにする。
- ローカルWeb UI alphaを起動して、ブラウザから動画を選択できます。
- Live xAIモードで、xAI STT、Grok 4.3、xAI TTSを使った日本語または英語の吹き替えを生成できます。
- Sakura female / Japanese、Ren male / Japanese、Eve / Ara / Rex / Sal / LeoなどのxAI Voiceを選択できます。
- 焼き込み字幕、ソフト字幕、両方の出力を選べます。
- デフォルトでは完成MP4だけをローカルプロジェクトディレクトリに残します。
FukiKae Studio自体は無料です。サーバー利用料、月額利用料、FukiKae側の手数料はありません。
Live xAIモードで必要なのは、ユーザー自身のxAI API Keyです。API費用はxAIから直接請求されます。xAI公式Pricingでは、2026-05-28時点で次の価格が公開されています。
| 項目 | 価格 |
|---|---|
| Grok 4.3 input | $1.25 / 1M tokens |
| Grok 4.3 output | $2.50 / 1M tokens |
| xAI Speech to Text REST | $0.10 / hour |
| xAI Text to Speech | $15.00 / 1M characters |
10分の一般的なナレーション動画を例にすると、概算は次のようになります。
| 処理 | 仮定 | 概算 |
|---|---|---|
| STT | 10分 = 0.166時間 | 約$0.017 |
| Grok 4.3 | input 8k tokens / output 6k tokens | 約$0.025 |
| TTS | 日本語3,000から6,000文字 | 約$0.045から$0.090 |
| 合計 | 1回生成、リトライなし | 約$0.09から$0.13 |
60分動画なら、内容量が同程度に比例すると仮定して約$0.54から$0.78程度が一つの目安です。実際の費用は、発話量、翻訳の長さ、リトライ回数、モデル設定、xAI側の最新価格で変わります。
- macOSまたはLinux
- Python 3.9以上
- FFmpeg / ffprobe
- xAI API Key(Live xAIモードのみ)
macOSでFFmpegがない場合:
brew install ffmpegGitHubからcloneします。
gh repo clone Oranquelui/Fukikae_Studio
cd Fukikae_StudioGitHub CLIを使わない場合:
git clone https://github.com/Oranquelui/Fukikae_Studio.git
cd Fukikae_StudioPython仮想環境を作ります。
python3 -m venv .venv
.venv/bin/python -m pip install --upgrade pip
.venv/bin/python -m pip install -e . pytest動作確認:
PYTHONPATH=src .venv/bin/python -m pytestローカルWeb UIを起動します。
PYTHONPATH=src .venv/bin/python -m fukikae_studio studioターミナルに表示されたURLを開きます。
http://127.0.0.1:8765/?key=...
画面で行うこと:
File openでソース動画を選ぶ。Directory openでプロジェクトディレクトリ(出力先)を選ぶ。設定を開いてxAI API Keyを入力する。必要ならAPI KeyをこのMacに保存でmacOS Keychainへ保存できます。- 元言語と翻訳先言語を選ぶ。日本語動画から英語吹き替えを作る場合は、元言語を
ja、翻訳先言語をenにします。 - 生成モードを選ぶ。
吹き替え + 字幕ではTTS音声を作り、字幕のみでは元動画の音声を残して字幕だけを入れます。 - Voiceを選ぶ。英語吹き替えでは
ara、rex、sal、leo、eveなどを選べます。字幕のみではVoiceは使いません。 - 字幕出力を選ぶ。
ローカルFFmpegで最終レンダーを実行をONにする。ローカルパイプラインを実行を押す。
File openで選んだ動画は外部にアップロードされません。localhostのwork/studio-uploads/へローカルコピーされ、そのコピー先パスがフォームへ入ります。
Directory openはmacOSのフォルダ選択ダイアログを使い、選んだ出力先パスだけをローカルフォームへ入れます。
設定を保存はBase URL、Grokモデル、言語、Voice、字幕出力、チェックボックス設定だけをブラウザに保存します。API Keyはブラウザ保存せず、保存する場合はmacOS Keychainへ入れます。保存済みAPI Keyがある場合、API Key欄が空でもローカル実行時にサーバー側で読み込みます。
デフォルトでは完成後はMP4だけを残すがONです。プロジェクトディレクトリ直下に、完成MP4だけが残ります。
| ファイル | 内容 |
|---|---|
dubbed.ja.burned.mp4 |
焼き込み字幕つきMP4 |
dubbed.ja.mp4 |
ソフト字幕つきMP4 |
dubbed.en.burned.mp4 |
英語の焼き込み字幕つきMP4 |
dubbed.en.mp4 |
英語のソフト字幕つきMP4 |
subtitled.ja.burned.mp4 |
元音声のまま日本語焼き込み字幕を入れたMP4 |
subtitled.ja.mp4 |
元音声のまま日本語ソフト字幕を入れたMP4 |
subtitled.en.burned.mp4 |
元音声のまま英語焼き込み字幕を入れたMP4 |
subtitled.en.mp4 |
元音声のまま英語ソフト字幕を入れたMP4 |
中間artifactを確認したい場合は、完成後はMP4だけを残すをOFFにしてください。
現在のUIでは次を選べます。
| 表示 | voice_id | language |
|---|---|---|
| Sakura 女性 / 日本語 | d0cb9ff07d95 |
ja |
| Ren 男性 / 日本語 | b1a7441b97a1 |
ja |
| Eve 女性 / 多言語 | eve |
multilingual |
| Ara 中性 / 多言語 | ara |
multilingual |
| Rex 中性 / 多言語 | rex |
multilingual |
| Sal 中性 / 多言語 | sal |
multilingual |
| Leo 中性 / 多言語 | leo |
multilingual |
- このalphaはローカル実行前提です。
- localhost以外へのbindは拒否します。
- API Keyは画面へ再表示しません。
- API Keyを含むファイル、
work/、test_temp/、.venv/は配布対象外です。 - 生成結果の品質は、入力音声、STT品質、翻訳長、TTS voice、FFmpeg環境に左右されます。
- xAIの料金とモデル提供状況は変わる可能性があります。最新情報はxAI Pricingを確認してください。
FukiKae StudioはMIT Licenseで公開しています。個人利用、改変、再配布、商用利用が可能です。詳しくはLICENSEを確認してください。

